Interview01
研究技術部30代
日興リカの強みを教えてください。
当社は水素化触媒製造技術、及びそれを活かした水素化反応技術を永年培ってきました。自社で製造した触媒を用いて水素化反応を行っているので、いわば社内にユーザーがいる状態です。水素化反応の結果を触媒の改良に繋げる、また、開発した触媒で新たな水素化反応に挑戦するなど、良いシナジーが生まれていることが強みだと思います。
さらに、シリコーン粉末、ナイロン粉末をはじめとした化粧品粉体原料も当社の強みの一つです。粒子形状や粒子径の制御は他社にはない特異な技術の一つです。
10年先の未来に向けての展望、目標についてご自身の考えをお聞かせください。
現在は変化が常態化している時代であり、今までのやり方を続けていくことには限界があると思います。
当社のコア技術を生かしつつ、新たな製品の開発、市場の開拓に常にチャレンジし続けたいと考えています。
就職活動をしていた時にどういった経緯で日興リカを見つけましたか?
大学院生時代に所属していた研究室に会社の求人があり、日興リカを知りました。それまで聞いたことのない会社でしたが、大手化学メーカーと取引もある技術力の高い会社だと感じ、興味を持ちました。
日興リカのどんなところに魅力を感じて入社を決めましたか?
会社の規模がそれ程大きくないため、自分のアイデアを生かして主体的に研究開発に携わることが出来ると感じました。
今現在はどういった仕事をしていますか?入社前との印象の違いや印象に残ったエピソードがあれば併せてお願いします。
現在は研究技術部に所属しており、主にシリコーン粉末、ナイロン粉末などの機能性粉体の研究を行っています。既存品の改良や新規品の開発など幅広く検討を行っており、実験装置も1L程度のラボスケールから始まり、時には1,000 L以上の実機スケールでの試作を行うこともあります。
顧客との打ち合わせの機会も多く、自分が開発した製品が評価されるとやりがいを感じます。
一日の流れを教えてください。
一日は毎朝のミーティングから始まり、研究技術部内で前日の仕事の内容とその日の予定を報告しあいます。その際に、他のメンバーから色々とアドバイスを受けることもあります。その後は実験や資料作成、顧客とのミーティングなど、業務内容は日によってまちまちです。仕事に対しての自己裁量権が大きい所も会社の良い所の一つだと思います。
最後に、これから日興リカに応募しようとしている未来の後輩に向けてメッセージをお願いします。
日興リカでは色々なバックグラウンドを持つ人材が生き生きと仕事に取り組んでいます。これまでに培ってきた考え方や知識、技能は当社で活かせる場所がきっとあります。
化学を通して社会に貢献する素材を造り、世の中を変えていきましょう。
Interview02
研究技術部20代
日興リカの強みを教えてください。
幅広い事業展開や他社には真似できない独自技術によって、経営基盤が安定していることだと思います。
特に、スポンジメタル触媒は当社が国内で唯一製造しており、それを使った高圧水素化反応技術もまた、当社にしかできないことだと思います。
10年先の未来に向けての展望、目標についてご自身の考えをお聞かせください。
10年後も当社の技術職として、新しい製品の開発に携わっていたいです。そのためには当社の製品や技術に関する知識を深めるでなく、製造設備や製造コストに関する知識などが必要になってきます。それらを身に着けるためにも、まずはいろいろな仕事や今現在携わっている触媒以外の製品開発にもにチャレンジしていきたいです。
就職活動をしていた時にどういった経緯で日興リカを見つけましたか?
スカウト型の就活サイトを通じて日興リカを知りました。
大学での研究内容やガクチカを登録しておくと、興味を持っていただけた企業から選考のオファーを頂ける就活サイトに登録していたところ、日興リカからオファーを頂きました。そこで初めてこの会社の存在を知りました。
日興リカのどんなところに魅力を感じて入社を決めましたか?
2つあります。一つは、サンホワイトのような一般消費者向けの製品を扱っていることです。当社のような素材・材料メーカーは、自社製品が直接消費者の目につく使われ方をすることはほとんどないと思いますが、当社は高品質ワセリンである『サンホワイト』を一般消費者向けに販売しています。就活当時、材料系の化学メーカーに興味を持ちつつも、自分が手掛けた製品や、自社で扱う製品を自分で使いたいという思いもあったため、個人向けの製品も扱う材料メーカーである当社に魅力を感じました。もう一つは、引っ越しを伴う転勤、異動が基本的に無いことです。当社は工場間の距離が近く車で5分程度しか離れていないため、工場間の異動があっても住む場所を変える必要がありません。当社の工場は実家にも帰りやすい距離にあったので、転勤を気にせず働けることに魅力を感じました。
今現在はどういった仕事をしていますか?入社前との印象の違いや印象に残ったエピソードがあれば併せてお願いします。
現在は当社の主力事業の一つである触媒に携わる仕事をしています。具体的には既存製品の改良、触媒の分析、触媒サンプルの出荷、触媒製造時のトラブル対応など多岐にわたります。入社前は実験室で小スケールでの実験をイメージしていましたが、実際は実機スケールでの実施を想定した条件での実験が多く、大学の研究室での実験との違いを感じました。
一日の流れを教えてください。
出勤したらまず作業着に着替えます。その後1日のスケジュール等を確認しつつ、始業時間になったら、まず全員でラジオ体操を行います。次に事務所や実験室の清掃をします(5~10分)。その後は技術部門内で、前日の実施内容やその日の実施予定の報告しあうミーティングを行います(20~30分)。それが終わったら、その日の仕事(実験や資料作成など)を行います。お昼休憩(1時間)をはさんで仕事を再開し、定時くらいに片付けや実験結果を上司に報告して退勤します。仕事の進み具合によっては1~2時間程度残業します。
最後に、これから日興リカに応募しようとしている未来の後輩に向けてメッセージをお願いします。
当社に興味を持っていただき、ありがとうございます。当社の技術職は『Challenge & Creation』をコンセプトに日々様々な課題に取り組んでいます。前向きな失敗を大切にしているため、失敗を恐れず挑戦できる人に向いていると思います。少数精鋭であるがゆえに若いうちからそこそこ重要な仕事も任されますが、その分経験を積むことができます。また、実験のペースや進め方なども任されているので、自分のペースで仕事ができます。仕事だけでなく、私生活も充実させたい人にはうってつけの環境だと思います。
Interview03
研究技術部20代
日興リカの強みを教えてください。
当社は日本で唯一のスポンジメタル触媒メーカーであるところ。また、水素化触媒や水素化反応についてのノウハウがあり、国内屈指の高圧反応装置を有しているところが強みだと考えています。
大きい会社ではないので、社員同士の距離が近く、コミュニケーションがとりやすいところも強みだと思います。
10年先の未来に向けての展望、目標についてご自身の考えをお聞かせください。
現在は、水素化反応用の触媒としてスポンジメタル触媒を製造していますが、水素化用の新しい触媒の開発をしていきたいです。また、今後の市場の動向を見て、どこに需要があるかを察知し、水素化以外の触媒の開発などもやっていきたいです。
今は自分自身、市場に目を向けられていないので、今後市場についても勉強し、動向やトレンドをいち早く察知し、すぐに行動できる人間になりたいと思っています。
就職活動をしていた時にどういった経緯で日興リカを見つけましたか?
大学時代に触媒の研究をしていたので、触媒メーカーに就職したいと思っておりました。また、私は学卒ですので、学卒で研究の仕事ができるのは中小企業だと考え、「触媒メーカーで中小企業」に絞って探した結果、日興リカを見つけました。
日興リカのどんなところに魅力を感じて入社を決めましたか?
希望していた触媒メーカーで技術職を募集していたところもありますが、実家が勤務先の工場に近かったことや、工場間の距離が近いため、転勤がほとんどないところも魅力的でした。
今現在はどういった仕事をしていますか?入社前との印象の違いや印象に残ったエピソードがあれば併せてお願いします。
触媒の研究に携わっています。既存製品に付加価値をつけるために改良を施したり、トラブルがあった際にトラブルがあった製品を分析し、原因の究明、対応策の考案など行っています。
スポンジメタル触媒の調製は、鋳造、粉砕、展開という手順で進めるのですが、いずれも特殊な設備を使用するので、大学の研究室ではできないような研究ができます。入社前は大学の研究室をイメージしていたので、そこにギャップを感じましたが、同時に面白いと感じました。
一日の流れを教えてください。
8:40始業で、まずはラジオ体操から始まります。その後、軽く実験室の掃除を行い、朝会と呼ばれる報告会を毎朝行います。朝会では前日の実施内容と今日の予定について簡単に発表します。朝会後に業務開始で、触媒の試作や分析などを行います。
12:00~13:00に昼休憩があります。食堂で注文したお弁当を食べることもできます。
13:00から午後の業務開始で、午前の仕事の続きを行ったり、PCでデータまとめや、報告書の作成などを行います。
17:30終業で、その日の実験データをまとめて、上司に報告して帰宅します。実験が長引いたときなどは、19:00くらいまで残業することもあります。
最後に、これから日興リカに応募しようとしている未来の後輩に向けてメッセージをお願いします。
技術部の仕事内容は、お客様との打合せから量産まで幅広く携わります。そのため、一から十まで製品開発に携わりたい!色々な経験をしたい!と思っている人にお勧めです。
また、有給休暇がとりやすく、残業についても自分でコントロールできるので、ワークライフバランスを大事にしたい人にもお勧めです。
Interview04
品質保証部30代
日興リカの強みを教えてください。
国内では数少ないスポンジメタル触媒のメーカーであり、自社触媒を使用した高圧水素添加反応技術など、他社にない独自の技術を持っているメーカーです。
化粧品や医薬品にも使われるレベルの、品質の高い製品を作る技術を持っています。日興リカのワセリン、ワックス、パウダー製品は、日常生活で目にする様々な製品に、原料として使われています。
10年先の未来に向けての展望、目標についてご自身の考えをお聞かせください。
10年後もお客様に信頼されるメーカーであり続けるために、しっかりと品質が保証できる体制を維持していきます。今後、環境問題等、企業に求められるレベルはますます高くなっていくと思いますが、お客様からの期待に応え続けられるよう、日々興すを怠らず、改善し続けたいと思っています。
就職活動をしていた時にどういった経緯で日興リカを見つけましたか?
在籍していた大学の研究室の人が日興リカに入社していたため、その人の紹介で日興リカを知りました。就職活動前は会社名を聞いたことがなかったので、最初は何の会社なのか全く知りませんでしたが、調べてみると、身近なよく見る製品にも使われている材料を作ったりしていて、意外とすごいことしてる会社なんだな、と思ったことを記憶しています。
日興リカのどんなところに魅力を感じて入社を決めましたか?
化学品素材メーカーとして、触媒、化粧品原料、受託水添と幅広く事業を展開しているところに魅力を感じました。学生時代に自分の勉強していた分野とは違っていましたが、様々な事業を行っているため、自分の知識、経験を生かせる場があると思い、入社を決めました。
今現在はどういった仕事をしていますか?入社前との印象の違いや印象に残ったエピソードがあれば併せてお願いします。
今は品質保証部で、読んで字のごとく製品の品質を保証する仕事をしています。品質保証の仕事は大きく分けて3つあり、①製品の品質にかかわる社内のルールを作ること、②社内のルールが決めた通りに運用されていることを確認すること、③製品がルール通りに作られていることを、お客様にお伝えすることです。
入社当初は技術の仕事をしていましたが、あるきっかけで品質保証の仕事をしてみないか、と声をかけていただき、今の部署に異動してきました。社内の様々なことを知っていないといけないため、難しい仕事ではありますが、技術の仕事で培われた知識や経験が、今の仕事に生かせていると思います。
日々トラブルなく製品製造が行われていること、そのものがやりがいであると思いますが、お客様からの監査対応などで、自分の説明でしっかりと納得していただけると、達成感を感じます。
一日の流れを教えてください。
一日の最初は、事業所(群馬工場と館林工場)の製造現場のミーティングに参加して現場の情報を仕入れ、品質保証部の部内ミーティングで情報を共有、必要な対応を行います。
その後の流れは日によって変わりますが、お客様に提供する資料の作成(品質に関わる情報、納入仕様書等、③の内容です)、社内での逸脱管理、変更管理等の打ち合わせ(②の内容です)に対応します。
上記の業務を行うにあたり、ルールの改善が必要となる場合は文書の改訂を行います(①の内容です)。
一日の最後に、当日対応した業務の内容を記録し、部内で共有します(現在はチャットツールを使用して情報共有しています)。
最後に、これから日興リカに応募しようとしている未来の後輩に向けてメッセージをお願いします。
専門分野にとらわれず、いろいろなことに興味、関心を持てる人に来てほしいと思います。当社は触媒、化粧品原料、受託水添と幅広く事業を展開しているので、知らないこと、新しいことに触れる機会も多くあると思います。そういう時、何だか面白そう、と興味を持っていると、いずれその知識、経験を生かせる機会がやってきます。好奇心を忘れないあなたと一緒に仕事ができる日を、楽しみにしています。
Interview05
品質保証部30代
日興リカの強みを教えてください。
国内では数少ないスポンジメタル触媒のメーカーであることと、高い水素化技術を有していることです。
当社の水素化技術を用いて製造したワセリン・ワックス製品は、原料に微量含まれていた不飽和結合や芳香環を含む不純物をほぼ完全に除去しています。
10年先の未来に向けての展望、目標についてご自身の考えをお聞かせください。
当社の製品は、医薬品メーカーや化粧品メーカーで使用していただいており、高い品質管理レベルが求められています。製品の品質に関するトラブルやクレームが起こらないよう、社内の仕組みや製品の管理レベルをさらに向上させ、お客様に安心して製品を使用していただくことが目標です。
就職活動をしていた時にどういった経緯で日興リカを見つけましたか?
大学時代の研究室の先輩が日興リカに入社しており、その先輩の紹介で当社の存在を知りました。
大学・研究室の紹介で入社される方もいますが、最近は様々な大学から入社されていますね。
日興リカのどんなところに魅力を感じて入社を決めましたか?
触媒製品や水素化技術で多角的に事業を展開しており、事業のリスクが分散化されているのは魅力の1つでした。
今現在はどういった仕事をしていますか?入社前との印象の違いや印象に残ったエピソードがあれば併せてお願いします。
入社時に技術部門に配属され、入社1年半後に品質保証部に異動しました。
品質保証部の仕事は一言で説明するのは難しい ですが、製品の品質を保証するという意味では、社内で一番重要な部署といっても過言ではないです。品質保証部員は、生産部や品質管理部の管理職の方とともに、打ち合わせや対応をすることが多いですね。
一日の流れを教えてください。
出社時に作業着に着替えてラジオ体操をした後、生産部の朝会、品質保証部内の朝会に出席して前日までの状況を報告し、本日の仕事の予定を確認します。
日中は会議やデスクワーク(例えば、お客様からの調査依頼への対応)が中心です。
夕方に今日1日の作業内容をまとめて部内に連絡して退勤します。
最後に、これから日興リカに応募しようとしている未来の後輩に向けてメッセージをお願いします。
当社では研究・技術だけでなく、営業、品質管理、品質保証など、様々な仕事を経験できる可能性があります。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!